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新型コロナウィルス抗体検査

更新日:2022年8月5日

【新型コロナウイルス抗体検査ができます】

新型コロナワクチン接種後、時間が経つと抗体価が下がるため、3回目の追加接種の議論が

出ています。「自分は接種したけれど、きちんと抗体ができているのか確かめてみたい」と

思われる方もいらっしゃるかと思います。そこで、当院では、新型コロナウイルス抗体検査

の受付を始めました。

ワクチン接種後の免疫応答、抗体ができているのか、血液検査で抗体価として確認できま

す。

なお、当抗体検査は、研究検査項目のため、保険が効かない自由診療となります。ワクチン

接種前の免疫状態の確認およびワクチン接種後の免疫応答の定量測定などの使用が主な目的

で、診断目的に使用することはできません。また、検査値の高低については、現時点で定

まった評価はありませんが、抗体ができているのかいないのかを数値で確認できます。

(検査の実際)


〇電話及びネットにてご予約ください。

 電話の方は、「コロナ抗体検査希望」とお伝えください。

〇ネット予約の方は備考欄に「コロナ抗体検査希望」と記載ください。

〇受診の際には、身分確認のため保険証が必要ですので必ずご持参し提示してください。

〇本検査については、採血のみで、診察はありません。

〇当院で受付後、初めに問診票、返信用封筒にご記入いただきます。記入が終わりましたら、処置室にて血液を採取します。採血が終わりましたら、お会計になります。

 検査料は、税込6,000円になります。

〇検査結果は郵送させていただきます。到着まで約1週間前後かかります。

〇医師からの説明をご希望される場合は、別途診察料(税込2,000円)がかかります。


当院スタッフも、ワクチン接種後に抗体検査で抗体量を確認しました。自分にコロナウイル

スの抗体ができているのか、確かめたい方にお勧めします。ぜひ、ご検討ください。


〜 新型コロナウイルス抗体検査:SARS-CoV-2 S-IgG 〜


新型コロナウイルスのスパイク蛋白質の受容体結合ドメインに対するIgG抗体を測定する定

量検査です。

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は、スパイク(S)、エンベロープ(E)、メンブレン

(M)、ヌクレオカプシド(N)の4種類の構造タンパク質で構成されています。コロナウ

イルスに特徴的な表面の突起を形成するSタンパク質には、ヒト細胞に感染する際に不可欠

な受容体結合ドメイン(Receptor Binding Domain: 以下、RBD)が存在しています。RBD

が、ヒトの呼吸器や粘膜の上皮細胞表面に存在するアンジオテンシン変換酵素2型(ACE2)

受容体と結合することで、ウイルスは宿主細胞に侵入します。

SARS-CoV-2ワクチンは、Sタンパク質特異的に免疫反応を誘発するよう設計されているもの

が多く、Sタンパク質に対する抗体検査は、ワクチン接種前の免疫状態の確認およびワクチ

ン接種後の免疫応答の定量測定などの使用が期待されています。

本検査は、株式会社エスアールエルに委託。富士レビオ社の研究用試薬「SARS-CoV-2

S-IgG測定試薬(IB)」を用い、検体中のSARS-CoV-2 Sタンパク質のRBDに対するIgG抗体

を定量的に測定する検査であり、定量値と判定結果をご報告いたします。

なお、研究検査項目のため、保険が効かない自由診療となります。診断目的に使用すること

はできません。検査値の高低については、現時点で定まった評価はありませんが、抗体がで

きているのかいないのかは確認できます。

SARS-CoV-2 S-IgG

基準値(単位):1.0未満陰性(−)(AU/mL)



・PCR検査・抗原検査

・インフルエンザの検査は、当院では行っておりません。

​ ご理解の程、よろしくお願致します。


桑園駅前内科クリニック 更新8/5


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