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胃痛

​ピロリ菌

STOMACHACHE

​HELICOBACTER

ピロリ菌で胃痛.jpg

ストレスの多い現代ですが

胃痛の原因のひとつにピロリ菌があります。

胃炎にはアルコールや香辛料・鎮痛薬などの影響が原因の「急性胃炎」と、ピロリ菌の持続感染が原因で、胃の粘膜に炎症を起こす「慢性胃炎」があります。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍は、ピロリ菌感染により胃粘液が酸の影響を受けて弱まり、胃や十二指腸の粘膜が傷ついて深くえぐられた状態のことです。

胃がんは、喫煙や食生活などの生活習慣や遺伝の影響があると言われていますが、ピロリ菌感染が発生のリスクを高めるという報告があります。

ピロリ菌に感染したからといって、潰瘍や胃癌が必ず発症するわけではありません。しかし、感染したほとんどの人に胃炎がおこります。除菌しない限り、ピロリ菌は胃の中にすみ続け慢性的炎症が続き、ストレスや塩分の多い食事、発癌物質などの攻撃を受けやすい無防備な状態となります。

内視鏡でピロリ菌がいるかの検査

ピロリ菌等による胃粘膜の萎縮は、胃液の分泌を低下させ、タンパク質やビタミンB12などの栄養素の消化・吸収不良、腸の細菌感染、炎症を引き起こす原因となります。 このため、しっかりと栄養を取って最善の健康を目指すためにも、内視鏡で胃腸の粘膜状態の把握、ピロリ菌の除菌が必要になります。

内視鏡検査で症状を調べる事ができます。
内視鏡検査は予約の必要がなくても受ける事が可能ですが、一度お電話にてお問い合わせください。
(空腹状態で来院されることが条件となります。)

内視鏡は鼻からの

検査も可能!

​ご安心ください。

血液検査でピロリ菌がいるかの検査

胃の中にピロリ菌がいるかどうかを調べる事は、カメラを飲まなくても血液検査で可能です。

胃の病気を引き起こすピロリ菌の血液検査は、血中のピロリ菌lgG抗体を測定する検査です。健康診断のオプションとしても行われています。

検査は予約の必要がなく可能です。

​血液検査は自費5,500円(税込)となります。

検査の結果、陽性だった場合の除菌はどのように行うか?

ピロリ菌の除菌治療には、胃酸の分泌を抑制するお薬と2種類の抗生物質の3つのお薬が用いられます。この三種類のお薬を一週間服用することで、約8割の方は除菌に成功すると報告されています。そして場合に応じて胃の粘膜を保護する薬剤を併用します。初回の治療で除菌に成功しなかった場合、二次除菌を行います。抗生剤を一部変更しますが、服用方法および期間は同様です。

ピロリ菌とは正式には「ヘリコバクター・ピロリ菌」と言います。

「ヘリコバクター・ピロリ菌」は、おしりにある鞭毛をヘリコプターのように動かして胃の粘液を泳ぐことから命名されました。バクターとはバクテリア(細菌)。ピロリとは胃の出口(幽門)をさす「ピロルス」からきています。西オーストラリア大学のロビン・ウォーレン名誉教授とバリー・マーシャル教授がヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)を発見し、 2005年のノーベル医学生理学賞を受賞しました。

日本人に胃癌が多いのは、ピロリ菌感染者が多いことが理由であり、逆に感染率の低い欧米では胃癌が少なくなっています。ピロリ菌が陽性の方は、陰性の方に比べて4.9倍ほど癌に罹りやすいのです。

胃カメラ予約枠でご予約ください。

胃カメラ予約枠でご予約は頂きますが、医師による診察や検査のみの場合もございます。

当日、内視鏡検査(胃カメラ検査)をご希望されない方は事前にお申しつけください。

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